「小さなモンスター」アードベッグ・ウィー・ビースティー5年を開封レビュー!
先日、酒屋に行ったところ7月14日に発売したばかりのアードベッグの新作で、めったに見かけない「アードベッグ・ウィー・ビースティー5年」があったので即購入!
さっそく飲んでみたので香りや味、アードベッグ・ウィー・ビースティー5年についてレビューしたいと思います!
わたくしごとですが、アードベッグを買うのはこれが初めてだったりします←
http://www.ardbegjapan.com/weebeastie/
アードベッグ・ウィー・ビースティーの価格について
ネットなどではどこも価格が高騰してしまっていますが、こちらは4,928円で買うことができました。
公式での希望小売価格は5,610円(税込)なのでそれよりも安く購入できたのでかなりラッキーだったのかと思います。
アードベッグ・ウィー・ビースティーについて
公式のボトルの説明はこちら。
「ウィー・ビースティー」はスコットランドの言葉で、小さいながらも強烈なインパクトがあり、手の付けられないリトルモンスターの意味を持ちます。そして、その熟成年数の若さを武器に、スモーキーさの際立つアイラ・モルトに仕上がりました。グラスに注いだ瞬間から、砕いた黒胡椒の強いスパイシーさと樹液たっぷりの松脂の香り、そして強烈な煙の香りを感じます。口に含むと、チョコレート、クレオソート、タールの風味が爆発し、滋味あふれる肉や潮の風味が余韻として長く残ります。アードベッグが挑んだリトルモンスター。5年熟成のスモーキーさをぜひストレートで味わってみてください。
容量は700ml、アルコール度数は47.4度、熟成年数は5年と若く、熟成樽はバーボン樽とオロロソシェリー樽のバッティングとのことです!
この赤いリトルモンスターの爪痕がどれだけ凶暴なのか、飲むのが楽しみ。
爪痕は浮き出ているようなプリントになっていてアードベッグ蒸留所のラベルへのこだわりを感じます。
それでは、「ストレート」、「加水」、「ハイボール」にして飲んでいってみようと思います!
アードベッグ・ウィー・ビースティーをストレートで飲む
まずは、ストレートでいただきます。
色はそんなに濃くはないですが透き通った黄金色といった感じ。
ウィービースティーの香りのは、しっかりとスモーキーなピートの香りがありながら柑橘系のようなライトな香りです。
オフィシャルのPRにあるような暴力的なスモーキーさがぐっと来るのかと思いきや、アードベッグらしいと言われているフレッシュなレモンや洋梨、ハーブ系のような爽やかな香りも感じられました。
味わいのほうは、シェリー樽由来のダークチョコレートのような甘さが広がり、その後にスモーキーな感じ、黒胡椒や燻製香がぐーっと広がっていきます。
シェリー樽の感じはそこまで強くはないのですが、スモーキーさとのバランスがいい具合に混じり合っているおかげでとても味わいが深いように感じました!
アードベッグ・ウィー・ビースティー加水して飲む
つづいて、さきほどのストレートに少し加水して飲んでみます。
加水してみると一気に香りが開きますねー。ストレートのときのフレッシュなハーブの香りが上がりました。
そして、その奥からスモーキーかつピーティーな感じが追いかけてきます。
飲んでみると口の中にフレッシュかつピーティーな香りが広がり、これは病みつきになりそうです!
甘さもありながら、オフィシャルの説明にもあるようなオイリーな松脂やスパイシーな黒胡椒の感じがぐっと広がるのでとても味わい深いです!
暴力的なスモーキーさを期待していたらハーブやダークチョコレートのような鼻通りの良さや甘さも味わえるのでとても面白い味わいを楽しむことができますので、個人的にはこれはかなりおすすめの飲み方ですね🥃
アードベッグ・ウィー・ビースティーをハイボールで飲む
最後に、アードベッグウィービースティーをハイボールでいただきます。
ハイボールにすると、炭酸でウィー・ビースティーの複雑な味わいの香りが一気に花開くような感じかつ、ソーダの爽やかさもありピーティーかつ爽やかな香り。
飲むとソーダの爽快感もありながら、アルコール度数47.4度と高めのアルコール度数なので割負けしない力強さを感じることができます。
しっかりとしたスモーキーフレーバーに、ソーダとアードベッグらしい柑橘系の爽やかさが相まってとても美味しい1杯を味わえました。
アードベッグ・ウィー・ビースティー総評
初めてのアードベッグだったのですが、噂通りの美味しさでした!
こちらのウィー・ビースティーはもともとアイラウイスキーのファンの方だけでなく、シェリー樽由来の甘さもあるので私のように初めてアードベッグを飲むというアードベッグ入門編としてとても良いのではないかと思いました!
発売されたばかりなのに全然酒屋さんでみることがないアードベッグ・ウィー・ビースティーですが、こちらは今後レギュラーラインナップになるとのことなのでいずれは供給も落ち着いてくると予想されます。
今年はコロナの影響があって入荷が遅れている(?)との話もちらほらと聞こえて来ることも...
このアードベッグ・ウィービースティーがとても味わい深い1本だったのでこのさきアードベッグ10年TEN、アードベッグ・アン・オー、アードベッグ・ウーガダール、アードベッグ・コリーヴレッガンと他のレギュラーラインナップもボトルを揃えてみたいですね!
甘さや爽やかさ、ピート感などが相まった複雑な味わいが面白い1杯だったので今後も定期的に買いたいボトルだなと思いました!