チームを変えたくて「カイゼン・ジャーニー」を読んだ。
最近チーム開発を行う上で、チームの運営やチームワークの強化についてなどを学びたくて「カイゼン・ジャーニー」を読んだのでメモ。
本書の構成について
この本は3部構成になっていて、主人公の江島がひとつずつ知見を得て成長していきながらアジャイル開発を実践していく。
それぞれの部構成は、
- 1部:江島が転職を考えながら悶々とした日々を過ごすなかで勉強会で出会った現場を変える方法をまずは一人で実践していく。
- 2部:自社サービスの開発を通してチームでのアジャイル開発について悩みながらも実践していく。
- 3部:SIの請負案件に戻り、そのなかでアジャイルな開発を通して「越境するチームワーク」を身に着けていく。
以上の内容になっている。
物語を通して各章で開発のプラクティスを学べるのでわかりやすくページをめくる手が止まらなかった。
悩める現場の共通課題
この本を読んで興味深かったのは、主人公の江島が悩んでいることが今自分のチームにすっぽりと当てはまることだった。 きっと、システム開発の問題というのはうまく行っていないチーム、どの現場でも共通しているものなのだと考えさせられた。
その点で、この本で学べる知識はそのまま自分のチームで応用することができそうだった。 さっそく、自分のチームでも毎週末のふりかえりやKPTを行ってみたり、1on1が始まっている。
また、自分のチームはまだアジャイルやスクラムまでは取り組めていないが、スプリントランニングやプロダクトバックログ、インセプションデッキ、Working Agreement、ファイブフィンガー、ドラッカー風エクササイズ、期待値マネジメント...etcそれらのプラクティスをストーリーの展開に合わせて網羅的に学べたので非常にわかりやすかった。
この本で出てくるプラクティスをすべていきなり実践するのは難しいと思うので、自分の現場に合うようにまずはふりかえりを始めとして徐々にチームをいい方向に変えていけたらと思う。
チーム開発やアジャイルに興味があるけれども、まだ何をしていいかわからないというエンジニアや、リーダー見習いのような人はこれを読んでみると学びがあるかもしれない。
2017年の振り返り
2018年あけましておめでとうございます。
新年あけてしばらく経ってしまい、今更感もありますが2017年のふりかえりをしてみます。
中小SIerからWeb系ベンチャー企業へ転職
今年の4月に前職の中小SIerを退職しました。転職の理由としては色々ありますが3年働いてしばらくアサインされていた炎上プロジェクトがつらくなったことや興味のある業界があったので転職しました。
次はWeb系に行きたいと思っていて、年収もそれなりに上がったので良い転職になったと思います。
新しい職場は情報感度の高いエンジニアに囲まれていい刺激をもらいながら仕事ができています。
仮想通貨取引を始めた
投資に興味が出てきたので2017年の3月から仮想通貨の取引を始めた。
最初はマウントゴックスのイメージで漠然とあやしいものだという感じしかなかったけど、色々と調べていくうちにこの技術は画期的だと思いはじめ、既存の中央集権的な通貨を根幹から覆すようなビットコインに惹かれた。
それからイーサリアムやNEM、Rippleなどのアルトコインもそれぞれの持つ特徴や掲げるミッションに惹かれ手を出してみた。
取引は基本ガチホだけどそれなりに含み益が出てるので初めての投資の割には良い感じだと思う。
これからは仮想通貨以外の投資も勉強して分散投資をしていきたいところ。
仮想通貨に関しては主にこれらの書籍を読んで勉強した。
基本情報技術者試験に合格した
テレビを見る機会が減ってラジオを聞く機会が増えた
給料日なのでFintech本を買った
今日は給料日だったので仕事帰りに渋谷の丸善ジュンク堂書店へ。 Fintechの本を2冊ほど購入。
買った本はこちら。
決済インフラ入門
おカネの仕組みから最近盛り上がっている決済サービスまでをわかりやすく解説した本。 なぜ最近決済サービスが盛り上がっているのかを知るには良いと思い購入。
Fintech大全
世界20カ国85人の成功しているFintech関係者が書いた本。 原著が2年前に発行されたものということで、流れの早い業界としては古い情報になるかもしれないのが懸念ですが概要をつかむにはいいかもしれない。 分量がかなりあるので電子書籍で買ったほうが正解だったかもしれない……
こちらの本を読んだ次はブロックチェーン周りの本に手を出していきたい。 それと平行してプログラミングについての本も読み進めていきたい。