spangled shalalala blog

諦めたらそこで試合終了だよ。

Ready Steady George!! の終了。ラジオ番組の終了がなぜこんなに寂しいのか。 #rsg897 #interfm897

Ready Steady George!! というinterFMの平日昼間の音楽番組の終了がアナウンスされた。
僕がラジオを聞くようになったのは3年くらい前に使っていたウォークマンにFM機能があることに気づき、そこから通勤や昼間の休憩時間によくラジオを聞くようになった。

そのなかでも、このRSGはよく聞いていたラジオ番組だっただけにこの番組終了はなかなかインパクトのある出来事で、まだ正直本当に終了するのかということが納得できないでいる...

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自分の好きな70~80's HR/HMやPunkもかかるし、今流行りの音楽も流れるまさに僕のドンズバ好みのラジオでした。
名曲をスローダウンさせてクイズにする「ゴジラクイズ」、シャウラの鼻歌から名曲を当てる「ハミングクイズ」なども楽しみでした。
登場するゲストも国内外問わず、最高にかっこいいゲストが登場し、貴重なトークをしてくれて本当に聞くのが楽しみでした。

ラジオ番組が終わることがとてもさみしい

先日は今をきらめく人気ロックバンドKing gnuのボーカル井口理のオールナイトニッポンゼロも終了がアナウンスされた。こちらも気に入って毎週聞いていた番組だったので終了を聞いたときは正直ドッキリか何かだと思った。

しかし、その後発表された4月からの番組改定のニュースに井口のオールナイトニッポンは無かった。「ああ、本当に終わるんだなあ。」とそのときに実感が湧きました。

今までもテレビ番組の番組終了などは体験してきたが、ラジオ番組の終了はそれ以上にインパクトがある体験のように感じる。
なぜこんなにラジオの終了がさみしい気持ちになるのかを考えてみた、というかふと思ったんですが「ラジオはリスナーとの距離が近いメディア」ということがあると思う。

DJ/MCがリスナーに質問を投げかけ、それに答えるメール・はがきを送る。しかも、番組によっては毎日・毎週生放送でそのやりとりが行われる。

はがき職人なんて人も存在して、聞いているうちに「あ、またあのひとだ」なんて気づいたりもする。

そんな番組と聴衆の距離が近い、またそれが自分の今まさに聞いている番組を作り上げる部品になる。こんなメディアだからこそ、番組終了というアナウンスを聞くとこんなに寂しい気持ちになるのかもしれない。

ラジオは終わっていくメディアなのか?

ラジオは聴取習慣率の低下が最近は問題となっているらしい。そんな問題もこの番組終了とは切って離せない問題だとは思う。

toyokeizai.net

ただ、このままラジオは終わるメディアなのか?というと正直それはどうなるかわからないと思う。
ラジオはやはりリスナーのリテラシーも高いかと思う。番組に真剣に向き合っている人が多いんじゃないかな。

なので、よりリスナーが参加したいと思う番組や、オフサイトのイベントなどを開催することで聴取率だけではないところに付加価値をつけることができると思う。

今ではVoicyやstandfmなどの声を扱ったwebサービスも出てきているし、もっというとYouTubeNetflixAmazon Kindleなども含まれると思うので、そことのパイの取り合いになるなかでどれだけ既存のリスナーを大事にしつつ、新しいリスナーを確保できるのかというテーマがあって非常に面白い分野だなとも思う。

話が発散してしまったけれど、とにかく番組とリスナーの距離が近いメディアのプログラム終了はどことなく寂しい出来事だなと、事あるごとに思うのでした。