キリン新発売ウイスキー「陸」をストレート、ロック、ハイボールで味をレビュー
キリンから先月発売された新しいウイスキー「陸」を買ってきたので早速飲んでみた感想のメモです!🥃
キリン「陸」基本情報
こちらの「陸」はキリンから発売されたウイスキーで、価格帯的にはおよそ1500円くらいなので以前発売されていた「富士山麓」のホワイトラベルの後継となるようなウイスキーになります。
富士山麓と同じくアルコール度数は50%です。
「ウイスキーの新大陸へ、ようこそ。」というキャッチフレーズの通り、キリンのもつネットワークを活用し世界の大陸から原酒を探したそうです。
この世界中のウイスキーを、というのはサントリーの「碧」と同じですね。これからのウイスキーのトレンドになるのでしょうか🤔
また、
とある通り、グレーン主体の味わいとなっているそうです。これはサントリーの「知多」やニッカの「カフェグレーン」のような流れなのか、日本でもグレーンウイスキーが受け入れられてきたということなのでしょうか。
早速飲んでみた感想
まずはストレートで。
グラスに注いだ感じだと、バーボンのような甘い香りが味わえます。味としては、最初は口に含んだ瞬間はアルコールの刺激が強く感じました。これはアルコール度数が50%と高いのも関係があるのかもしれません。
公式のテイスティングノートにあるようなスパイシーさはあまり感じませんでした。
味は結構ライトな感じで重厚感などはあまり感じられませんでした。バーボンでは無いけれども、雰囲気的にはバーボンに近いものがあるかもしれません。
続いて、ストレートに常温の水を少し足して味わってみます。
水を足すとバニラの香りがより増し、華やかな味わいとなりました。
この甘い味わいはやはりグレーンウイスキーが主体となったブレンドとなっていることがやはり影響しているのかもしれません。
口に含んだ感じが少しとろみのある舌触りなのですが、これもアルコール度数が高いからなのでしょうか?
次はロックで味わいます。
氷を入れることでストレートのときに感じたアルコールの刺激というのは和らいだように感じ、それでいてなめらかな味わいを感じました。
また、氷が溶けてくると味のグラデーションもより楽しめる感じがしました。やはり、アルコール度数が高いので味の変化がすごく楽しめるウイスキーとなっているのかもしれないです。
香りは水を足したときと同様にバニラの香りがより香るので楽しむことが出来ました。
最後はおなじみのハイボールで。
個人的にはこのハイボールが一番美味しく楽しむことが出来たように思います。
ハイボールだとより「陸」が持つ柑橘系の香りが際立ち、グレーンの感じもより出る感じがありました。
ライトな味わいなのでどんどん飲めてしまいます。
アルコール度数も高めなので炭酸水を普段飲むハイボールより多めにしたのですが、アルコール度数が高いからこそ炭酸水との割合も色々と変えて、自分がより楽しむことが出来るのではないでしょうか。
4種類の飲み方で試しにレビューをしてみた感想としては、グレーン主体の甘い味わいのウイスキーでアルコールの刺激はあるものの、ロックやハイボールではその刺激も和らぎバニラや柑橘系の香りが楽しめるウイスキーだと思いました!
グレーン主体ということもあり、ピュアモルトを謳っていた「富士山麓」とは全然キャラクターの異なる、新しいキリンの挑戦という感じがしました🥃
ラベルに書かれたメッセージ
「陸」のラベルには楽しみ方の注意事項が書かれています。
全部英語ですね。
こちらを訳したものが「陸」のサイトにもあります。
ハイボール以外も楽しんで、とあるように実際に飲んでみると確かに色々な飲み方が楽しめるウイスキーだと思いました🥃
価格帯も1500円ほどなので色々な飲み方を楽しむにはちょうどイイのかもしれません。
ただし、一般的なウイスキーが700mlなのに対して「陸」は500mlなので1ml単価でいうと少し割高になってしまいますが...w
また、反対側のラベルにはおすすめの飲み方が書いてあります。
ここに書いてある飲み方以外にも自分が楽しめる飲み方を色々試してみるには丁度いいウイスキーなのかなと思います!