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30歳コミュ障おじさんがコミュニケーション上達のために「神トーーク」を読んだメモ

最近、コミュニケーション強化月間としていろいろな本を読んでおります。今回読んだのは「伝え方しだいで人生は思い通り 神トーーク」という本を読んだのでそちらの読書メモをまとめてみました!

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目次

目次
第1章 科学的に「人の心を動かす」絶対条件
第2章 あらゆる「人間関係の悩みが消える」伝え方
第3章 自然と味方が生まれ「誰からも好かれる」伝え方
第4章 相手が「自分の思い通りに動いてくれる」新世界へ
第5章 相手の人生さえも変える「究極の神トーーク」

コミュニケーションを科学的な内容を交えて解説した本で、1〜3章はコミュニケーションというものにフォーカスした内容で、人とコミュニケーションを取る上でどういったことに気をつけたほうがいいのかという内容で、4〜5章はどちらかというとビジネスシーンでのユースケースを交えてのテクニック紹介のような内容でした。
今回、ビジネスシーンでのユースケースはそんなに重視していなかったので主に1〜3章の人のコミュニケーションにフォーカスした内容を中心に読みました。

人の心を動かす3つの絶対条件とは?

人は正論を言われたからといってそのとおりに動いてくれたりするわけではなく、「感情」が同意して動いてくれます。
そのために人を動かす3つの絶対条件というのが本にまとめられていました。その3つの条件というのは、

  • 話を聞くに値する人と思われる日常での振る舞い
  • 相手に「安心感」を与える
  • 相手の「自己重要感」(承認欲求)を満たす

という3つの条件です。

自分自身での日常での振る舞いや行動は、自分が思っている以上に相手に信頼、人望、影響力に関与しているとのことでした!

人間はすべて感情によって動いている

コミュニケーションを取る相手が正論を言ってきたとき、正論なだけに言い返すことができないけど自分のなかでは何か納得できないと思ったことは無いでしょうか?
なんと人間は論理的に正しいことを言われたとしても、「感情」が同意していなければ真に受けることはできないのです。

よってコミュニケーションのうえでは相手の感情にを満たすことができれば、人望が集まり影響力を発揮することができます。
これはマズローの欲求五段階説によって表されます。マズローの欲求五段階説は、人間の欲求は大きく分けて5段階に分けられるとした理論で、

  1. 生理的欲求
  2. 安全の欲求
  3. 所属と愛の欲求
  4. 承認欲求
  5. 自己実現の欲求

の5段階に分けることができます。このなかで、コミュニケーションを取る上で大事になってくるものが

  1. 安全の欲求
  2. 所属と愛の欲求
  3. 承認欲求

の3つです。これは上記で示した「人を動かす3つの絶対条件」に当てはまります。

  • 心の安全を求める「安心欲求」
  • 安心できる人と繋がりたい「所属と愛の欲求」
  • 認められたいという承認欲求

この3つの欲求に対して訴えかけることがコミュニケーションをとるポイントになる。

情動的記憶

人間の脳は記憶すべきことと、忘れてもいいことを常に選別していて、否定されるなど自身の安心感を傷つけられることに対しては記憶に残るようになっています。これを「情動的記憶」というようでした。
なので、コミュニケーションをするうえで大事なのは「絶対に否定しない」ことです。否定しないことで、相手に対して安心感を持ってもらうことです。

否定しないというのは相手の意見を「受け入れる」ことではなく「受け止めること」。これも読んでいてなるほど、と思いました。
例えば、人間必ず意見が一致することはないのですが話している相手が自分の考えと違っていることを言っている場合でも「そうなんだ、○○さんはそういう考えなんだね。」と受け止めるだけで相手を否定することはせずに済む。こういうテクニックは活用していきたいですね。 また、相手に安心感を持ってもらうためにもう一つ大事なことは「最後まで相手の話を聞く」とのこと。

「絶対に否定をしない」
「話を最後まで聞く」

当たり前のようなことですが、自分がこれまできちんとできていたかというと。。。

安心感を与えるために

安心感を与える、という点でいうと次の要素もコミュニケーションをする相手に安心感を与えるポイント。

  • 笑顔でいること
  • 相手のことを好きと言う
  • 「同調」する
  • 「ポジティブ・ゴシッキング(前向きな噂話)」

これらのポイントを抑えてコミュニケーションを気をつけるだけで相手に安心感を持ってもらえ、自分のことを歓迎してもらえるんですね。
このように言われてみると当たり前のようなことでも自分が今までちゃんとできているかというと。。。な感じなので改めて、人に接するときは気をつけて行きたいと思いました!

誰からも好かれる伝え方

上記の相手に安心感を与えるコミュニケーションのほかに、相手に自己重要感を持ってもらい、相手の幸福度を高めるためのコツがあります。

  • 相手のことを名前で呼ぶ
  • 相手のことを相手以上に理解する
  • 「褒める」→「アドバイス」→「褒める」のサイクルを大切にする
  • 相手の「目を見て、うなずきながら話を聞く」
  • 相手8割、自分2割の「聞き上手」になる
  • 大げさすぎるくらいの感情表現で反応する
  • 相手の変化に気づく

これらのポイントを抑えること、ある種コミュニケーションを取る上で自分自身を演出するともいえると思いますが、これをすることで相手は自分に対して心を開いてくれるんだなと思いました。
特に話を聞くだけでなく、「うなずきながら」が重要であるということや、相手を褒めること、「大げさすぎるくらいのリアクション」は自分があまりやってないなーという感じなので今後は気をつけていこうと思いました!

まとめ

コミュニケーションをとる上で気をつけることって、言われてみると当たり前のようなことばかりなのですが、自分がきちんと実践できているかといわれるとそうでも無いことばかりだったので今後は相手のことを認めてあげられうようなコミュニケーションができたらいいなと思いました!