spangled shalalala blog

諦めたらそこで試合終了だよ。

これからを生き抜くマネー哲学。ひろゆきの「これからを生きるための無敵のお金の話」を読んだ。

匿名掲示2ちゃんねるの創設者でおなじみのひろゆきの著書「これからを生きるための無敵のお金の話」を読んだ。
内容としてはひろゆきyoutubeチャンネルでライブ配信されている内容をピックアップして一冊にまとめたような感じだった。

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個人的にはひろゆきの生配信はあの雑談している感じが妙に好きで結構見ているので内容的には新しいものは無かった。しかし、ライブ配信の動画は1本大体1時間くらいあるので、それを全部見るとなると結構な時間がかかるのでライブ配信を見ていない人で、マネー哲学やお金に関する話に興味がある人がこれ1冊でサクッと読むのはアリかもしれない。

お金があってよかったこと

ひろゆきがお金があってよかったことを「行動範囲や選択肢が広がったこと」といっています。
例えば、東京から大阪に行くのに2万5千円、東南アジアに行くのに5万円だとしたらお金があると東南アジアに行く選択をすることができます。
東南アジアに行くと東南アジアに行ったときの印象や「人間ってこんなに違うんだ」と驚きを得ることができます。
こういう選択をすることができるのがお金があると取れることなんですね。
でも、この程度のことだとひろゆきは書いてました。

なぜ宝くじがあたった人は破産するのか

宝くじが当たって大金を手にした人は破産する人が多いそうです。

これは、人はお金を持つと自然と生活コストを上げ始めるためだそうです。
そして、上がった生活コストを下げることはなかなかできない...

なので破産する人が多いらしいです。お金を持ってもそれをコントロールすることは難しいんですね。
ならば、お金を持っても必要なものしか買わないなどのシンプルな生活を心がけるというか、そういうマインドコントロールを自分で律することが大事なのかなと思いました。

金融資産1億円は、100人に2人

日本に金融資産が1億円以上ある人は210万人くらいいるそうです。
でも、1億円貯めるというのは結構厳しいとこの本を読んで知りました。

例えば、年収1000万の人が税金を払ったら手元に残るお金はおよそ700万、そこから家賃20万のところに住んだとしたら年間240万使うわけですね。
そこからご飯を食べたり洋服を買ったりしたら手元に残るお金は年間300万円だとします。そうすると、年間300万円で1億円稼ぐには約30年かかりますね...

なので、この本では金融資産1億円を作るためには 生活レベルを上げずに、夫婦共働きが有利 と書いています。

資産を作る簡単な方法

この本にはお金を貯める、資産をつくる一番簡単な方法が書いてありました。
それは、 お金を使わないで貯めること

当たり前ですよねw

でも、金融資産が少ない人が運用とかを考える時間で例えばプログラミングや英語とかのスキルを身につける時間に使えれば、少ない資産で運用して得るリターンよりも将来的に多くのリターンを得る可能性が高くなりますよね。100万円を運用して1%のリターンを得ても1万円なので、それなら洋服を買うのを我慢したり、飲みに行くのを我慢すれば1万円なんてすぐに貯まりますよね。

ちなみにひろゆきは1億円を運用するとしたらユーロの定期預金に入れるそうです。株を買うと株価を気にしなければいけないから面倒くさいんだとかw

若いうちのお金のほうが大事

お金には複利の考えがあります。元本に毎年利子が追加されて元本が増えていきます。
なので、複利を考えると若いときのお金のほうが複利が増えるので貴重という考えです。

また、若うちのお金で自分に投資する考えもあり、 お金を使うことで自分を成長させる ことにお金を使うことが大事なんですね。

お金を使わない趣味を持つ

お金を使わない趣味を持つと、持たない人では大きく違ってくるそうです。
趣味などがない人は休日に無駄な買い物をしたりするかもしれない。趣味がない人にとって、暇な時間は日頃のストレスを解消する時間になってしまって無駄なお金がかかってお金が貯まらないとこの本では結論付けています。

ただ、体験や知識にお金を使うのはアリだそうです。
例えば「ホテルのナイトプールに行ってみよう」とか。ただ何回も行くというのは駄目で、それだとお金は貯まらないと言われていました。

安い家に住む

これはかなり賛成。
固定費は下げるというのは僕も結構気をつけてるところですね。

家賃が高いことでその人の生産性が上がるかといったら、ほとんど変わらないと思います。たとえば僕が原稿を書くときに、都心のすごく高いホテルに泊まって書くのと、板橋のアパホテルに泊まって書くのと、出来上がる原稿は一緒ですよ。家賃と生産性はリンクしません。

たしかに!
なので、この本では 「都心に住む必要はない。」 と書かれていますね!

資産がない人がお金を稼ぐ近道

この本には資産がない人がお金を稼ぐ近道として「自分に投資して、転職して、年収を上げる」のが一番の近道と書かれています。

たしかに僕自身も転職して年収が50万以上上がりましたw(前職が低かったというのもありますが...

なので、この近道は正しいと思います。

また、年収を上げるための勉強としては 他の人が知りたいと思っているけど知らないもので、自分が興味があるものは何か?誰が何をしているか?自分が何が得意か?というところで勉強するものを決める といいと書かれていました!結構考えるのが大変そうですね...

まとめ

上に書いた以外にも他にもベーシックインカムYoutube時代の稼ぎ方、プログラマーは1億稼げる・海外で生きていける、世界で通用するウェブサービスがなぜ日本から出てこないか等など、興味深い内容も多かったです!

結局、お金を稼いでも周りが自分よりもお金持ちだったら不安はずっと解消されないだろうし、それならお金があってもなくても自分自身が幸せだと感じる生き方や生活を見つけることが大事なんだなと思いました。
江戸時代より生活ははるかに楽になったはずなのに、今の時代でも不満が解消されないというコンテキストが印象に残りましたね。

以上、僕がこの本を読んで印象に残った箇所をまとめてみました!