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諦めたらそこで試合終了だよ。

「スティーブ・ジョブズ」を見た

映画「スティーブ・ジョブズ」を見た。

見たのは現在公開中のダニー・ボイル監督版で、主演はアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされたマイケル・ファスベンダー

脚本は映画「ソーシャル・ネットワーク」や「スラムドッグ・ミリオネア」で有名なアーロン・ソーキンさん。

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この映画、とにかく最高だった。

スティーブ・ジョブズAppleやクビになった後のNeXTで行った3つの製品発表会のプレゼンテーション、その舞台裏が舞台となっている。

プレゼンテーションの舞台は

 

ストーリーは圧倒的なセリフ量の会話劇で全ての登場人物が圧倒的なテンションで話まくる。

この圧倒的なセリフ量は「ソーシャル・ネットワーク」でもそうだったようにたった3つのプレゼンテーション会場のなかで色々なストーリーを描いている。

ただし、脚色も多いようでスティーブ・ジョブズの家族やApple社としては事実とかけ離れているという評価をされているようだ。(スティーブ・ウォズニアックは脚本に関わったためか絶賛しているらしいが・・・)

娘リサとの絶妙な距離感

映画の中でキーとなるのは娘のリサさんとの距離感だと思う。

最初のプレゼンテーションの舞台裏で実の娘では無いとまで言ったリサさんに対して、最後のプレゼンテーションでは本心を打ち明けるシーン、そしてiPod誕生のきっかけを匂わせるシーンにはグッとくること間違いなし。

とにかく登場人物は少ないがその少ない登場人物間での人間関係がうまく描かれていて見終わった後には大きな充実感がありました。こう書いては失礼ですが、スティーブ・ジョブズの良い意味でのクズっぷりも堪能できます。 

指揮者としてのスティーブ・ジョブズ

この映画の中でスティーブ・ジョブズが「演奏家は楽器を奏でるが、私はその演奏家を奏でる指揮者だ」というセリフを言うのだが、そのセリフが妙に印象に残っている。

スティーブ・ジョブズの孤高の天才という様子を的確に表すセリフだと思う。

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